市場の厚み(Depth of Market) 機能がTradingview内からCQG社経由でサポートされました!

08 1, 2016

Tradingviewの新たなツールの発表を光栄に思います。- 市場の厚み(Depth of Market)となります。これはチャートプラットフォームで閲覧可能となりますので是非お試しください。

 

市場の厚み(Depth of Market)とは?

市場の厚み(Depth of Market)とは板と呼ばれ証券の異なる値幅に於いての売買の注文量を表示します。もし現在の値段が$1ドルとして板は$0.90ドル,$1.05ドルに於いてどれぐらいの注文があるかなどを表示します。需要供給のレベルを見極めるのに便利なツールです。

 

どのように板の機能を開くことが出来ますか?

 

  • CQG社のアカウントを開設する。
  • チャート内の↑↓をクリックする。
  • トレードをしている銘柄の板が表示されます。

もしここに何も表示されない場合はCQG社がその銘柄のトレードを提供していないということになります。

 

板の機能のご説明

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板には何の情報が使用されてますか?

データはCQG社からストリーミングされます。 様々なデータ元の情報が使われることから板とチャート上のデータにズレが生じることがあります。

データは部分的に固定されたフォーマットです。それは値段の列は固定されており値段は表示されたレンジ内で動くということです。もし見える範囲で表示されているレンジの上か下に値段が動いた場合5秒後に中央値にレンジを調節します。この5秒タイマーは真ん中のアイコンです。そしてクリックすると即時に中央値にレンジを調節します。

navigationbutton

見える範囲の上か下のレンジを見る際はコンピュータマウスのウィールを使ってセルを動かすか下のナビゲーションボタンを使います。

発注と発注変更

成り行き注文を行う場合は “Buy Market”(買い注文)ないしは”Sell Market”(売り注文)をクリックして下さい。数量は板の上部で証券の売買数を表示します。そしてその数量はトレーデイングパネルに自動的に反映されます。

指値で注文を行う場合は, 買い注文の場合は左側のカラム、売り注文の場合はカラムの右側をクリックします。

これらの注文はデフォルトで指値ないしは逆指値となります。論理的に現在の価格より下の価格で買いたい場合は指値、それより上の価格で買いたい場合は逆指値になります。売り注文の場合は現在の価格より上で売る場合は指値、下で売る場合は逆指値となります。以下の写真がその説明となります。

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上記のデフォルト以外の方法で注文を行う場合はキーボード上のCTRLボタンを押してセルをクリックします。注文の種類が逆になります。逆指値↔指値

右クリックをして注文を行えます。

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デフォルトでポップアップの確認画面がでます。これを非表示にする場合はSetting(設定)からこれを行って下さい。

popup

  1. 板の横のタグをクリックした下さい。これが注文タグといい、ここで設定を変える事ができ、変更後”Modify”ボタンをクリックします。

step1

2.注文タグをドラッグして異なる値段に持ってくると同じポップアップ画面が表示されます。

step2

マーカーの色とその意味

有効な買い指値注文と売り指値注文は緑のマーカーとなります。

marker

有効な買い逆指値注文と売り逆指値は赤となります。

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有効な買い逆指値の指値注文と売り逆指値指値注文は黄色となります。指値の値幅は薄い黄色そして実際の指値は濃い黄色になります。

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注文の取り消し

  • 1つの注文だけ取り消す場合は注文タグのXのとなりをクリックします。
  • すべての買い注文をキャンセルする場合は左側の青い買い注文用カラムの下のXをクリックします。
  • すべての売り注文をキャンセルする場合は右側の赤い売り注文用カラムをクリックします。
  • すべての注文をキャンセルする場合は板の下部のCXL ALL のボタンをクリックします。

 

ポジション枠で出来ること

ある銘柄のポジションを保持している場合 (買いないしは売り)板の上部にポジションの大きさが数字で表示されます。もし買いのポジションを保持している場合はボックスは青またウリで保持している場合は赤で表示されます。

ロングポジション (値段が上がることを期待します!)

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ショートポジション(値段が下がることを期待します)

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ポジションを手仕舞うないしは転換する場合”Flatten”(手仕舞い)ないしは”Reverse”(転換)ボタンを使います。

この新しいツールを楽しんでいただけることを期待いたします。問題がある場合はフィードバック並びにご意見をお待ちしております。チャートの右下の”report issues”ボタンを使ってお問い合わせ下さい。

 

 

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